水辺の楽校開校式行われる
8月5日、氷上町氷上の氷上中学校のすぐそばを流れる佐治川に整備された水辺の楽校が完成し、開校式が行われた。
水辺の楽校とは、河川の整備をただ早く水を流したり、氾濫を防ぐだけの工事に終始するのではなく、昔のように川で遊べたり、自然体験の場所として活用できるようにする工事のことで、階段状の護岸にして水面に楽に降りられるようにしたり、人工的な入り江(ワンド)や飛び石のような帯工(川底が掘れていくのを防ぐ)を作って、住民の憩える場所にしようとする事業です。
当日は開校式の後、みんなで錦鯉や金魚の放流、ワンドでのカヌー教室、鰻のつかみ取りなど、川での楽しいイベントのほか、地元成松ロイヤルクラブや有志の皆さんによる屋台など1日楽しい行事が続いて、子供たちのにぎやかな笑い声が佐治川に響いていた。
とかく問題にされている公共工事、特に無駄な土木事業が指摘されているが、今回の佐治川の河川改修は、佐治川隣接地域に対する治水対策が本来の目的だが、できるだけ自然に優しい、河川に親しんでもらおうとする21世紀型の河川改修事業で、兵庫県の県土整備部河川課の崇高な理念と技術を結集した県内でも注目すべき事業になった。これからの課題としては、自然に優しい工法は一方で草刈などの維持管理が今まで以上に大変で、地元の皆さんの協力が必要不可欠なこと、ほかの地域でも今後導入されるが、その地域に最も利用しやすいように地元の希望を最大限取り入れられるよう、設計段階から住民参画ができる体制を整えることが大切ではないだろうか。
▲開校式記念に鯉の放流
十倉氷上町長、山口県土整備部長、酒居丹波県民局長の姿も見える
▲カヌー教室に参加する子供たち
▲ワンドの向こうに新しい氷上中学校(左端)と氷上町役場(右端)が望める
▲成松ロイヤルクラブによる屋台。暑さにも負けず、やきそばとさざえのつぼ焼き。本当にご苦労様でした。
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