k511.gif (3035 バイト)

Home 自己紹介 活動報告 県政報告 聞かせてほしい 後援会

県政報告

文教常任委員会管外調査 

 平成13年6月より文教常任委員会に所属している石川委員は、10月22〜24日にかけて教育問題に積極的に取り組んでいる北海道の各地を訪れ、さまざまな調査を行った。
 先ず、夕張市に向かい、第3セクターで運営されている「夕張市ホテルシューパロ」で食事をとったが、そのホテルの前約1キロメートルに渡って、シネマロードと銘打って54枚もの往年の有名なスターや名場面を描いた名画ポスターを商店の軒先に飾って、観光スポットにしたてている。毎年夏には、夕張市上げて「夕張映画際」を催しているとの事。商店街の活性化にはおおいに参考になる夕張市でした。

 大分県の平松知事が「一村一品運動」でそれぞれの村にいろんな自慢できる特産品を開発するように奨励しましたが、「一店一品運動」なんかもいいかもしれませんね。うちの店は、全国にも負けないこんなものがあります・・なんてその商店街が全店一品ずつPRしたら、絶対全国から注目される商店街になるように思いますが、そんな呼びかけを氷上郡でされたらどうかな、なんて思いながら、シネマロードを通り過ぎました。


▲夕張市のシネマロード▼

最初に視察したのは、夕張高等養護学校。本校は知的障害高等養護学校で、日常において医療的なケアを必要とするが、障害が固定し治療の必要のない生徒が対象となっている養護学校です。
 
 大きな特色は、24時間態勢で看護婦を配置している養護学校で、保護者が家庭で行っているケアの校内での実現を目指して,従来は不可能だった生徒の寄宿舎生活を可能にしています。
 看護婦は8人体制で夕張市立総合病院からの業務委託となっており、常勤教職員32名と連携して医療的ケアを行いながら、その障害の状態に応じてきめこまやかな指導を行っておられる全国的にも先進的な養護学校で、本年4月に27億円をかけて人口15000人の夕張市に設立されました。
 医療的ケアを必要とする児童生徒への効果的な対応については、兵庫県を含め、全国で検討している課題であり、その先進的な取り組みに対して、おおいに学ぶべき養護学校でした。応対いただきました平岡徹校長先生、有り難うございました。


▲同校の平岡徹校長先生


▲夕張高等養護学校の生徒と一緒に

▲夕張高等養護学校のプール

▲同校の看護室

▲同校の看護婦さん
 次に訪れたのは、余市郡余市町にある北星学園余市高校、人口26000人の農業と漁業を中心とした町にある高校で、昭和40年、地元の生徒を対象に開校しましたが、平成元年に全国から高校中退者を含めた転、編入希望者を本格的に受け入れており、近年では、全国より多数の不登校経験者が、現役で入学しています。
 校長先生の深谷哲也先生は、一人一人の個性や違いを尊重し、自立していくように励まし、学校という集団の中で自分を知り、他から学び、それぞれが育っていくことを目指していると述べておられます。
 本校の特徴として、服装完全自由化、完全5日制の導入や自由な雰囲気で一人一人の個性を尊重している。従って3年間で80単位の設定となっており、あくまでも本人の意欲にまかせている。約500名(85%)が本校指定の民間経営の寮、下宿に入っていて、地元の住民も余市高校と一体となって、協力しながら余市高校を盛上げています。
 深谷校長先生の話で印象的だったのは、「公立学校は、力のある先生に担任を持たせるが、力のない先生には責任を持たせない、それでは実力のある先生ばかりが負担をかぶることになって双方に良くない結果となる。当校は全て平等にしている。」とのコメントでした。

▲余市高校の生徒たちと

▲余市高校の正門前で

 次に訪れたのは、函館市にある、北海道立函館美術館。昭和61年に人口28万人の函館、及び道南地域における美術文化の発信センターとして五稜郭跡に隣接して建設され、特に東洋美術(書、文字、記号)をコレクションの柱として収集され、収められている1128点の内、半数が「書」となっています。
 兵庫県も現在、平成14年春に神戸新都心に「文化の復興」と新しいまちづくりの核となる美術館として「芸術の館」の整備を進めていますが、美術以外の芸術分野との融合を図るとともに、県民が自由に参加、体験できるソフト面での取り組みを調査する上で、参考になる施設でした。


▲函館美術館内にて

▲函館美術館玄関前にて

 最後は函館市亀田中野町にある、公立はこだて未来大学。この大学は函館圏公立大学広域連合(函館市、上磯町、大野町、七飯町、戸井町)の1市4町で運営されており、市街地を見下ろす高台に5階建てのガラス張りの校舎はとても大学とは思えない斬新なつくり。
 平成12年4月に開校した当大学は、起業家創造を目指す情報系の公立大学を目指し、平成6年から設立運動が展開され、当時、地元には3大学がありましたが、地元の学生は大半が地域外に進学しており、そういった危機感から設立されました。建設費は用地、建物含め140億円。こうした広域連合による大学の設置、管理運営は日本で最初の取り組みであります。
 少子化の中での大学運営は困難が予想されますが、当校はシステム情報科学部の中で、複雑系科学科と情報アーキテクチャ学科を柱としており、本来大学院で学ぶべき複雑系をこの大学で4年制で学ばせようと特色を持たせており、教授も民間人を積極的に登用しています。現在、1学年260名、入試倍率は4倍。兎に角その設備のすごさに圧倒されました。  

▲はこだて未来大学教室内風景

▲同上 講堂

▲同上学部内風景

▲同上 校舎全体風景

back
copyright (c) www.nori3.net