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県政報告

文教常任委員会管内調査 東播淡路地区

 2月7〜8日にかけて、石川県議は所属している文教常任委員会本年度最後の管内調査に参加、同僚委員と伴に東播淡路地域に向かった。

 先ず北播磨教育事務所(社町)において吉川所長から北播磨地区(多可郡、西脇市、加東郡、加西市)の教育行政の現状の説明を受け、トライやるウィークの不登校生徒に対する効果などについて活発な意見交換を行った。

続いて東播磨教育事務所(加古川総合庁舎)において岸本所長から同じく加古川市、高砂市、明石市、加古郡の教育行政について説明を受けた。


▲各教育事務所から説明を受ける文教常任委員会のメンバー

▲加古川南高校のIT教室での設備を視察
 この後、県立加古川南高校を現地視察。同校は平成13年4月に総合学科を導入し、生徒が自主的に自分の進路を選択していくシステムの現状を藤本校長先生からお聞きした。平成13年に入学した1年生が必須科目を1年間勉強した後、いよいよ2年生に向けて自分の進路にあわせて学びたい科目を選択していく。昨年(13年)11月ごろに既に選択が終わっており、やはりコンピューターグラフィックなどIT関連の情報科学系列や社会福祉基礎、老人福祉介護などの生活福祉系列に人気が集まっていた。昔と違い、今の高校生はもう2年生の段階で自分の進路を真剣に考えていかなければならない時代である。よほど普段から自分の適性や職業に対する関心を高めておかないと納得のいく選択ができないように思う。
家族や担当教師との意見交換も重要な判断基準になるだけに、小、中学からの進路指導がより大切になってくるだろう。

 次に、加古郡播磨町に整備された「大中遺跡」を視察。この遺跡は昭和37年に3人の中学生が発見してその年の12月から発掘調査が行われ、約4,4万平方mの範囲に弥生時代後期の村の跡が残っていることがわかった。その価値が大きく認められ、昭和42年に国の史跡指定を受け、遺跡公園として整備された。その日は播磨町の佐伯町長も同席していただき、町立郷土資料館の内部や遺跡公園内を案内いただいた。
▲「大中遺跡」の復元住居の内部

▲「大中遺跡」内に整備されている
播磨町立郷土資料館内で

▲「大中遺跡」の復元住居の前で

 2日目の8日は、先ず淡路教育事務所を調査。安随所長の説明の後、淡路の教育行政について活発な意見交換を行った。

 続いて神戸市垂水区にある県立盲学校を現地調査。柴原校長先生から盲学校の概況の説明を受け、現在60数名の生徒が勉強に励んでいる様子を視察した。昔大変な労力と費用がかかった点字翻訳作業を現在はコンピューターを使って早くできるようになり、教科書や学習資料が大いに充実してきた。今、兵庫県内で盲学校は、この垂水区と淡路に県立が、そして神戸市立が1校ある。その生徒数は、60数名、20名程度、60名程度である。しかし家族の希望で一般の学校に通っている生徒もかなりいることからより充実した整備の必要性を感じた。


▲兵庫県立盲学校の点字翻訳コンピューターの操作を視察

▲高等部のあんま実習

▲パソコンを使った辞書

▲盲学校での辞書
左の1冊が普通の国語辞書、次の3冊が弱視の生徒用の大きな字を使った辞書、棚の本が点字翻訳した辞書、いずれも同じ内容だがこれだけのボリュームの差になる

 最後に本年(平成14年)4月にオープンする兵庫県立美術館「芸術の館」を視察。総工費300億円をかけて神戸東部新都心(HAT神戸)に建設された兵庫県芸術の中核施設は安藤忠雄氏の設計で、延床面積27461uで、日本最大級であり、安藤氏の集大成ともいわれる力作。そのスケールの大きさに圧倒された。随所にその独自のデザインがちりばめられ、独特の雰囲気をかもし出している。
4月のオープンを記念して「松方、大原、山村コレクションなどでたどる美術館の夢」(4月6日〜6月23日)や、「ゴッホ展」(9月7日〜11月4日)などを計画しており、多くの来場者を期待している。

 今回で、1年間の現地調査は全て終わり、あとは2月22日から始まる本会議での付託議案に対する審査や2,3,4,5月に開かれる県庁内での委員会で平成13年度の委員会活動は全て終了する。改めて「教育」の重要性と難しさを痛感した委員会活動だった。


▲兵庫県立芸術の館の展示室内部 
これからいろんな展示物が搬入される

▲芸術の館の外部 安藤忠雄氏の集大成ともいわれる斬新なデザイン

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