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総務常任委員会管内調査 阪神地区 |
| 9月3〜4日、総務常任委員会の第3回目の管内調査が行われ、今回は阪神地区を調査した。 先ず県庁北側にある神戸県民局を訪れ、古西県民局長から詳しい説明を受けた。特に政令指定都市である神戸市が担当エリアだけに事務事業の殆どを神戸市が主体的に進めている為、神戸県民局の役割は難しい部分がある。しかし人口150万人、県税の約半分の2600億円を納めてくれている大都市だけに兵庫県にとってその存在は非常に大きく、県民局の責任も重大だ。改めてその苦労を再認識させていただいた。 |
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次は長田区にある県立文化体育館。当館は文化とスポーツの振興、そして福祉の増進を目的に昭和60年に開館し、長田区民を中心に県内各地より多くの皆さんに利用されている。特に平成7年の阪神淡路大震災時にはスポーツ館や多目的ホールが大きな被害を受けたが、最大1133名もの非難場所となり、大きな役割を果たした。平成10年にリニューアルされ、現在に至っている。 文化施設とスポーツ施設がうまく配置され、多様なイベントを受け入れられる施設として親しまれている。平成13年まで県教育委員会の福利厚生課長だった上田勲さんが本年より館長として手腕を発揮している。
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![]() ▲文化ホールを視察 ![]() ▲文化体育館温水プール ![]() ▲同武道場 ![]() ▲同フィットネスクラブ |
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昼食を挟んで、中央区にある「人と防災未来センター」を訪れた。阪神淡路大震災の経験と教訓を後世に伝え、今後起こり得る災害に対し、被害の軽減に貢献する為の施設として、本年1期施設がオープンし、翌15年に2期施設が完成する。 1期施設は7階で5階のセミナー室、6階の研究室、7階の機械室を除いて4階から1階までを一般公開して、阪神淡路大震災の悲惨さ、復興のプロセスをわかりやすく紹介している。4階は1.17シアターと大震災ホール、そして震災直後の町並みを模型で再現している。3階は震災から町が復興していく様子を実物資料やビデオ、語り部達の体験談で伝えている。2階は今後の防災のあり方を最先端の情報として提供している。1階はガイダンスコーナーとショップ。 |
![]() ▲人と防災未来センター会議室で説明を受ける ▲人と防災未来センター 左は1期施設 右は15年完成の2期施設 |
| とても1時間や2時間では見学できない膨大な資料が詰まっているが、9月で既に10万人の来場者を数え、私たちが訪れた時にも愛媛県からの学生が修学旅行で見学に来ており、震災の悲惨さを肌で感じていた。 |
| 本日の最後は尼崎市にある阪神南県民局。西宮市、芦屋市、尼崎市の3市が管轄で人口100万人、芸術文化の振興、阪神なぎさ回廊、尼崎21世紀の森構想、阪神モノづくり産業の活性化など多彩な事業を展開している。渡辺勝幸阪神南県民局長は以前兵庫県東京事務所長に就任されていた当時、大変お世話になった事があり、すばらしい人徳で良いリーダーシップを発揮されるだろう。 | ![]() ▲阪神南県民局での調査 |
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2日目の最初は伊丹市にある消防防災航空隊。大阪国際空港内にあり、兵庫県が管理している防災ヘリで緊急時(消火、救急患者の搬送、災害時の救助など)に出動している。当航空隊に勤務している職員は兵庫県各地の広域消防本部からの派遣職員で、今回氷上郡広域消防本部から谷口直さん(柏原町出身)が航空隊員として派遣されて活躍している。現地では谷口隊員から詳しい説明を受けた。 |
![]() ▲防災ヘリの前で氷上郡広域消防本部から出向の谷口直隊員と ![]() ▲消防防災航空隊内 県警ヘリの前で |
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続いて尼崎市にある園田競馬場。昭和23年に競馬法が施行され、同年に園田競馬場、翌年に姫路競馬場が公営競馬としてスタートしたが、収益の均てん化、施行体制の一元化のために、昭和55年に兵庫県、姫路市、尼崎市で構成する一部事務組合として「兵庫県競馬組合」が設立され、今日に至っている。 平成13年度実績で、競馬開催は年間21回126日利用者は140万人(1日平均11000人)売得金額は417億円(1日平均33000万円)姫路競馬と合計すれば年間利用者は190万人、売得金額は546億円、なかなかの数字のように感じるが、毎年ジリ貧となっていて、平成3年の最高売得金額1186億円に比べれば半分以下になっている。しかも園田だけに限ってみると、騎手25人、在きゅう馬580頭、調教師等260人、その他開催日に働いてもらう日々雇用契約従事員が380人などかなりの人数を抱え、採算は厳しいようだ。 もっと詳しい採算状況の説明を聞いたり、レースが開催されていたので、実際に馬券を買う予定も組まれていたが、10月27日にサンテレビで放映される県議会リポートの収録と重なり、私だけ別行動となってしまった。収録はうまくいかず、数回のNGを出してスタッフからは睨まれるし、心残りな競馬場視察となった。
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![]() ▲園田競馬場での調査 ![]() ▲サンテレビ「県議会リポート」の収録 ![]() ▲緊張のあまりNG連発 |
| 午後は宝塚市にある阪神北県民局。伊丹市、宝塚市、川西市、三田市、猪名川町が管内エリアで70万人。特に川西市、猪名川町、三田市については現在でも人口増が続いており、活気がある反面、町としてのまとまりという点ではいろんな課題があり、インフラ整備、ゴミの不法投棄や処理施設の整備、数多く立ち上がっているNPOとの関わりをどう保っていくのかなどが当面の問題点といえそうだ。 |
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最後は三田市の県立有馬富士公園。急激に人口が増える三田市のリクレーション需要への対応や交流の場として、また豊かな自然の保全を目的に計画された当公園は全体面積は416ha、今回は「出会いのゾーン」65haの一部が整備された。引き続き、平成16年に「遊びの王国」を整備し、更に第1期、第2期の未整備区域を整備していくが、この有馬富士公園は県民とのパートナーシップによる自然環境保全型の公園づくりを目指していて、その運営も県立都市公園では初めての「県民の参画と協働」で進められる。 現在、住民代表、NPO、学識経験者、県立人と自然の博物館、県、三田市、兵庫県園芸・公園協会で構成する「有馬富士公園運営・計画協議会」を設置して地元の皆さんも参加した形での公園づくりを目指している。今回この試みが高く評価され、都市公園コンクールにおいて、「国土交通省・地域整備局長賞」を受賞した。去年で約55万人、今年は62万人が訪れており、今後も自然とうまくマッチした都市公園整備を期待したい。
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![]() ▲県立有馬富士公園での調査 ![]() ▲自然学習センターから有馬富士を望む ![]() ▲パークセンター内で説明を受ける |