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11月5日〜6日にかけて、総務常任委員会の最後の管内調査が行われ、東播淡路地域に出かけた。
5日に懇意にしていただいている方の葬儀があり、6日だけの参加となったため、淡路地域は今回調査できず、仲良くしていただいている門局長が活躍されている淡路県民局を訪問できなかったのは残念だった。
6日の最初は加古川市防災センターを視察した。平成12年5月に開所した当施設は、非常時機能として水防や地震、洪水時の活動拠点や消火、救助資材の備蓄基地となっており、また平常時機能としてあらゆる年齢層を対象とした防災知識、技術の普及啓発、災害に強い街づくり、人づくりの中枢拠点機能を有している。
具体的には、初期消火、地震体験、煙非難体験、救急処置体験、映像シアターなどの体験施設が完備されていて、この2年間で約7万人、一日平均103人が来館研修を受けている。
次に北播磨県民局を訪れた。北播磨は三木市、小野市、加西市、西脇市、加東郡、美嚢郡、多可郡がエリアとなっており、900平方キロに30万人が住んでいる。
温暖な地域でこの数年間の人口はあまり変わらず比較的住みやすいイメージがある。最近では三木震災記念公園、ひょうご情報公園都市、小野長寿の郷構想、JR加古川線の電化など大型プロジェクトが計画されており、更なる発展が期待される。課題は播州織や刃物、釣り針、などの大きな全国シェアを占める地場産業の国際競争力をどう高めていくかだろう。
最後は三木震災記念公園内に整備されつつある「Eディフェンス」(実大3次元震動破壊実験施設)の視察。これは独立行政法人「防災科学技術研究所」が中心で整備を行っている実験施設で、平成10年から取り組み、平成17年初頭の完成を目指している。
あらゆる構造物を設計する場合、様々な解析技術を高めながら設計規準や施行法をより合理的なものに改良してきたが、「強い震動のもとで構造物がある程度壊れるのは許すが、人命は損なわない」という設計法を確立するためには、実際にその大きさの構造物を震動させてみて、本当のデータを入手するしか方法がない。
しかし今ある世界中の震動台施設では今回の阪神淡路大震災や1994年1月17日に起こったロサンゼルスのノースリッジ地震での地震動を再現する事は困難である。そこで、三木市に世界最大級の震動破壊実験施設を作って様々なデータ作りに役立てようとこの大型プロジェクトがすすめられている。
完成すると、震動台は20m×15mで、1200tまでの試験体が載せられる。例えば鉄筋コンクリート4階立てのビルが震動台に載せられることになる。震動台は最大1m揺れるが、その源は約16mの長さの加振機(直径2m油圧式)で、水平X軸に5機、Y軸に5機、垂直に14機、そして3次元の継ぎ手を24台装着される予定だ。
現場に入ってそのスケールの大きさに度肝を抜かれた。3年後の完成によってどれだけの貴重なデータが生み出されるかでこの施設の値打ちが決る。
以上で今年度の総務常任委員会の管内(兵庫県内)調査は終了した。後は管外調査(本年度は北海道)を残すのみとなった。
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